地上からはよく見えない屋根ですが・・・
外壁塗装のお見積依頼をいただきました!
こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。
先日、ご自宅の屋根外壁塗装のお見積りのご依頼を
いただき、現場調査に行ってきました。
外壁の状態が気になるとのことでしたが・・・
建物は、2階建てのALCの建物です。
屋根は折板屋根で、地上からだと状態が確認出来ないため、
屋根の調査はドローンを使って行いました。
建物自体は、築50年ほどで、
中古で購入された物件ということもあり、図面が
残っていないということでした。
図面があると、よりスムーズです。
お見積りをお作りするときは、
なるべく正確な数値が出せるようお手元に残って
いれば、図面のコピーを取らせて頂いて計算するようにしています。
だけどなくても大丈夫!
図面がない場合は、建物を東西南北の4方向からスケッチして、
メジャーで壁の高さや幅、窓等のサッシの大きさ等を測っていきます。
お見積りを出す上で必要な数値はすべて確認する必要があるので、
シーリングの位置や本数、塗装する付帯部の素材や数量等、
すべて調査した上で一旦事務所へ持ち帰って計算します。
面積だけでなく、素材や状態も重要!
調査の際には、たくさん写真を撮ります。
後で状態等を確認したいときに、すぐ確認できるように、
1回の現地調査で100枚くらいは写真を撮るようにしています。
これは、自分が確認できるようにするためもありますが、
施工の仕方に迷ったときに、写真を見せて相談することができたり、
お客様へのわかりやすいご提案資料を作るためにも
写真は必須だからです。
調査をしてみると、外壁自体はご自身でこまめに塗ったりされて
いたのもあり、さほど傷みもなく
塗装すれば問題ないような状態でした。
お客様は気にされてませんでしたが・・・
問題なのは、屋根の方でした。
今回、ご相談頂いた段階では、屋根の優先度は低く、
金額によっては屋根は施工せずに外壁だけやりたいとのお話でしたが、
屋根の方が傷みが激しく、雨漏りのリスクも高い部分なので
屋根を優先したほうが良いことをご説明させていただきました。
一度の予算よりも長期的な視点で!
足場の架設が必要な屋根や外壁のリフォームの場合、
基本的には一度にすべての箇所を施工してしまったほうが、
何度も足場を立てる必要がなくなるのでおすすめですが、
どうしてもご予算に合わない場合は、どうしても今施工する必要の
ある部分を優先的におすすめさせて頂く場合もあります。
優先順位を見誤ると、建物自体の
劣化が進んでしまう原因にもなり得ますので、
施工範囲を絞る場合は、自己判断に頼らずに
優先順位の高い部位についてご説明させていただきたいです!