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木部の塗装

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2025.11.25 (Tue) 更新

こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。

今日は、豊橋市大岩町にある現場へ行ってきました。

今日は、ベランダ部分の塗装を行っていました。

ベランダは木製

ベランダの部分は、木材でできており外壁とは材質が違うため
塗料も使い分けて塗装しています。

木部の風合いを活かす『木材保護塗料』

こういった木部には、『木材保護塗料』と言われる塗料を使用します。

木材保護塗料は通常のサイディングなどに塗る塗料とは違い、木目を生かした
塗り方をするときに使用します。

通常の塗料は、下地に吸い込ませないように下塗り材で下地を整えてから
造膜を目的として塗りますが、木材保護塗料は木材に吸い込ませつつ半造膜する
イメージです。

浸透型と造膜型

完全に浸透させて造膜しないタイプもありますが、今回使用しているのは
ガードラックアクアの造膜タイプです。

浸透型のほうがより木目を生かした塗り方ができますが、造膜しない分
傷みやすく頻繁に塗装を行う必要があります。

ベランダの外側は、地上から距離があり足場がないと安全に塗装ができないため、
より長持ちしやすい造膜タイプを選択しました。

木目調の部分は他にも

ベランダの前には、シェードの枠組みがあり、この部分も木目調です。

木に擬態したプリント板

ただし、この部分は木目のプリント板が貼ってあるものなので、
塗装の必要はありません。

なので、汚れないように養生して作業していきます。

木部は傷みやすい

塗る前の状態です。

木部は傷みやすく、表面もやや削れているような印象です。

触ると細かい木屑が落ちるので、先にケレンしてから塗装していきます。

塗った後のほうが全体的に色が均一

一回塗った状態です。

木目を残しつつ、表面には造膜もされています。

吸い込ませることで補強の役割も

一層目は、下地が塗料を吸い込むのもありしっかりとは造膜されにくいです。
塗料を吸い込むことで、傷んでスカスカした木部の補強にもなります。

わざと塗料を吸い込ませることで、2層目の吸い込みを抑える効果もあります。

外壁の仕上がり状況を確認

上塗りまで終わった外壁の状態を確認していきます。

色の透けもなく、きれいに塗れています。

3回塗った後まだ手直しが必要無なのは・・・

外壁の形状が、細かく凹凸があるので境目の部分の養生テープに塗料が入り込んで
しまいやすく、色の境目のラインがガタガタになってしまっています。

こういった部分は、タッチアップの作業時に手作業で直していきます。

横張りサイディングの罠

横張りのサイディングでは、縦方向の目地にはシーリングを施工しますが、
横の継ぎ目はサイディングががっちりと噛み合っておりそういった部分は
上からそのまま塗装を行います。

塗ると目立つ横張りの隙間

サイディングは湿気や熱によって膨張と収縮を繰り返す過程で、やや隙間が広がったりするので、
隙間の広い部分は塗料では埋まらず、こういった隙間が発生することがあります。

見た目的には埋めたいけど構造的には必要ない

たまにお客様から、この隙間が気になるというお声をいただくことがありますが、
そういったときは部分的にシーリングで埋めてから塗装するという対応を取ることも
あります。

費用がかかってまで埋めるかどうか

ただ、構造的にはシーリングの施工の必要ない箇所だけあって、
費用がかかってまで施工するかどうかは判断の難しいところです。

色によっても目立ちにくいので色選びでの対策も

サイディングが横張りの場合は起こり得るトラブルなのですが、
色の濃い部分と白い色の部分を比べると、濃い色の部分の方が隙間が目立ちにくいので
横張りのサイディングで隙間が広がっている場合は、隙間の目立ちにくい色を選択するのも
賢い方法かもしれません。

シーリングの施工量で金額はだいぶ変わる

一般的な規模の一軒家で、サイディングの外壁の場合の目地のシーリングの量は
150~200mくらいなことが多いですが、通常は打つ必要のない横の境目まで全部打つと
その倍以上の施工が必要になってしまうため費用が高額になってしまう恐れがあります。

費用面や見た目のバランスも考慮して納得の行く施工を選択していただけると幸いです。

付帯部の養生を外したら

外壁の塗装が終わると、今まで樋などを覆っていた養生のビニールも外します。

中塗りまで終わった状態で養生してあったので、養生を外してから上塗りを行います。

養生が付いていた痕がこのように残っているので、上塗りを最後にすることで、
痕も消えきれいな仕上がりになります。

完工まであと少し、どんな仕上がりになるか楽しみです!

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