ネットは必要だけどたまに邪魔
こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。
今日は、豊橋市西小鷹野にある現場へ行って来ました。
塗装作業はじめ
この現場は、塗装作業に着手したてで今日は付帯部の錆止め塗装をしていました。
シーリングの施工状況を確認
シーリングの施工が終わって、本格的に塗装作業が始まります。
同じ現場でも塗り方によって先打ちと後打ちを使い分け
白いサイディング側の目地シーリングは新しくなっていますが、レンガ調の方は
まだシーリングの施工が終わっていない状態です。
クリア塗装部は後打ち予定
今回、北側の玄関周りの柄は残すためクリア塗装を行う仕様になっています。
クリア塗装の部分は、塗装が完了してから化粧シーリングで後打ちを行います。
塗りつぶすところはウレタンシーリングを先打ち
シーリング材にも種類があり、塗装の仕方や施工する箇所によっても使い分けます。
この白いシーリング材は、ウレタンシーリングです。
耐久性に優れていて比較的安価なのがメリットですが、紫外線で劣化しやすいため
上から塗装を行って直接紫外線が当たらないようにする必要があります。
白いサイディングの部分は塗りつぶしの塗装を行うため、先打ちでウレタンシーリングを施工
しました。
クリア部にはウレタンシーリングは不向き
一方、クリア塗装を行う部分は透明な塗料で塗装を行うためウレタンシーリングは不向きです。
もともと施工されているシーリング材も、サイディングの柄の目地の色に合わせて目立たない
色の物を施工してあります。
こういった色のついたシーリングを総称して『化粧シーリング』といいます。
化粧シーリングは塗装が終わってから後打ちで行うので、まだ施工前の状態です。
切れていたシーリングも
水洗い時には切れていたサッシのシーリングもきれいに施工してありました。
↑施工前
↑施工後
これで雨漏りの心配もなさそうです。
付帯部の塗装状況は・・・
付帯部は、鼻隠しを塗っているところでした。
軒樋とネットの距離が近すぎて・・・
軒樋が大きいタイプなのもあり、足場のネットと接触しそうな距離です。
塗装作業のスペース確保のためにもネットを一部撤去することにしました。
高圧洗浄時は必須のネットが２重になっていて
住宅街の一角ということもあり、高圧洗浄時に隣家に飛散するのを防ぐために
ネットが２重に張ってありました。
塗装作業に入ると、そこまでの飛散のリスクは低いので２重になっている部分を取り除き
樋にかかる部分は外して畳む作業をしていきます。
ネットの着脱は地道な作業
足場にくくりつけてある紐を一箇所ずつほどいて行く作業です。
簡単ながらも地道な作業です。
これで塗装作業がしやすくなりました。
大きいネットの片付けは２人がかり
ネットは大きいので、二人がかりでたたみます。
これでこの後の作業がスムーズになればいいなと思います。
見慣れない道具を発見！
トラックに、何やら見慣れない機械が積まれています。
これは、外壁の吹き付け塗装に使う吹付け用の空気を送る機械だそうで、
ホースにつないでスプレーガンを使用できるようになるそうです。
外壁の吹き付けに使う塗料は、骨材と言って小石のような硬い塊が入っているので、
雨戸の吹付けに使うような小さいスプレーガンではできないそうで、
持って作業しているだけでだいぶ腕に来るそうです。
新築現場では屋内の塗装も
新築の現場では、屋内の梁などの木部を塗装することもあるそうです。
職人さんは本当に多芸だなと感じました。
いろんな現場がありますが、安全第一で体を大事にしてほしいです。
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