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こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。

今日は、豊橋市牟呂町にある施工現場へ行ってきました。

雨戸の塗装作業中

雨戸の塗装作業を行っているところでした。

今日初めて見に来た現場だったので、まずは建物の状況を見て回ります。

瓦屋根の上に煙突

屋根は瓦で塗装範囲外ですが、屋根の上に煙突がありこの部分は塗装を
行います。

シーリングは施工済みです。

この上から外壁と同様に塗装を行います。

煙突周りには屋根水切

煙突の周りには、屋根水切があります。

屋根水切（やねみずきり）とは、屋根と外壁の境目にある板金のことです。

この現場の屋根水切は、板金に塩化ビニールのシートが巻いてあるタイプです。

下屋根部分の屋根水切も同様です。

塩ビが巻いてある板金には要注意

板金に塩化ビニールが巻いてあると、金属が直接露出していない分
錆の予防になりますが、塗装を行う際は密着が悪く剥がれやすく
なってしまうため注意が必要です。

専用下塗り材『ビニタイトプライマー』で対策

こういった箇所の下塗りは、金属に塗る錆止め塗料ではなく、
『ビニタイトプライマー』という塩化ビニールの密着に特化した下塗り材を使用します。

他の金属部分は塩化ビニールが付いていないタイプだったため、使い分けが重要になります。

雨戸の収納は戸箱か一体型か

壁に取り付けてあった雨戸を外して集めて塗装を行っていました。
戸箱はなく、『戸箱一体型』と呼ばれるタイプです。

雨戸があるお宅では、『戸箱』があるタイプと雨戸を寄せるためのフレームだけがある
『戸箱一体型』があります。

 

↑戸箱があるタイプ

↑雨戸一体型

『一体型』は後ろの外壁も塗装

雨戸一体型の場合は、雨戸を外すと後ろにも外壁があるので、もちろん一緒に塗装します。

雨戸は吹付け塗装

外した雨戸の塗装は庭で行っていました。
スプレーガンを使用した吹付け塗装です。

吹き付け塗装のときは、特に飛散しやすいので対策しています。

ネットだけでは隙間から塗料が周りに飛散する恐れがあるので、ネットにビニールの
シートを取り付けてあります。

隅々まで塗装を行うので、下にもビニールを巻いた足場の板を引いてあります。

吹付けは飛散しやすいので一番最初に作業

雨戸の塗装を行うタイミングも、外壁への飛散の可能性があるので外壁を塗るよりも
前に行っていました。

小さなブロワーが活躍！

雨戸は枚数がかなりあるので、作業を待つ間の置いてある状態で砂埃などが付着することが
あるため、ホコリを払うためにブロワーを使用していました。

大きなタイプは、屋根のホコリを払ったりするのに使用しているのを見たことがありますが、
こんなに小さなタイプは初めて見ました。

髪を乾かすドライヤーよりもだいぶ小さいのに、なかなか強力です。

しかもコードレスなので持ち運びやすく重宝しているそうです。
道具もどんどん進化していますね！

付帯部の下塗りの準備

同時進行で付帯部の下塗りの準備を始めます。

天気は晴れていて塗装日和なのですが、サッシの下に結露がたれて水がついてしまっていました。

湿気は塗装の大敵！

下地が塗れていると塗装後のハガレや膨れといったトラブルにつながるので、
先に水気を拭き取ってしばらく乾かしてから塗装作業に入ります。

冬場や浴室のサッシ周辺はこういった結露が発生しやすいので注意が必要です。