馬賊に注意!塗装職人が教えてくれた悪徳業者の所業
こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。
今日は、豊橋市仲ノ町にある塗装現場へ行って来ました。

家の正面は、外壁がタイル張りになっており塗装しないタイル部分には養生がしてありました。
なぜか外壁のケレン作業中!?
今日は、何の作業をしているのかと足場に登ってみると、
外壁をケレンしているところでした。

サイディング外壁は下地の状態に問題なければ普通はケレンしない
ケレンとは、塗装する前にケレン用のタワシ等を使って脆弱な旧塗膜を落としたり、
目粗しして塗料の密着をよくするための作業です。
しかし、密着の悪い金属面ならともかく、窯業系のサイディングやボード材の外壁を
ケレンするのはちょっと珍しい光景です。
外壁の状態をチェック

外壁の下地の状態を見てみると、確かにこれはケレンが必要そうです。
旧塗膜がボロボロに割れ、この上から塗装してしまうと下地ごとごっそり剥がれ
かねません。

下地の状態が悪い理由
なんでこんな状態になるのかを聞いてみたところ、前回の塗装の仕方が悪かった
のが原因だそう。
具体的には、下塗をせずに上塗りだけ吹き付けてあるのだとか。
下塗をしていない塗装はハリボテすぎてすぐ悪くなる
塗装業界には、悪徳業者が一定数おり、昔はこういうことも多かったのだとか。
施工が悪い塗装の後の施工はめっちゃやりにくい
下地処理も行わず、下塗をすっ飛ばして2~3日で吹き付けて施工を完了して
逃げてしまう悪徳業者のことを、職人間では『バゾク』と称するらしく、
バゾクの施工した後の塗装のやりにくいことと行ったらこの上なく、
ちゃんとやっている塗装職人からしたらけしからんとのことです。
外壁だけじゃなくて軒天も

外壁だけではなく、軒天もいいかげんに吹き付けて施工するものだから、
旧塗膜の状態を見ると塗料が垂れて溜まった跡が残ってしまっています。
こういった部分は直しようがなく、上からしっかり塗っても残ってしまうそう。
塗装の失敗は取り返しのつかない事態になりかねない
外壁塗装は、1回業者選びを失敗すると取り返しがつかなくなる部分もあるので
注意が必要だと思い知らされました。
塗装の劣化は外壁の劣化につながる

ベランダ側の外壁は、特に旧塗膜の状態がひどく、下地の露見しているところ
や傷んで欠けてしまっているところが目立ちます。
作業量が増える職人の苦労

落ちているケレンかすの量をみると、作業の大変さが見て取れます。
ケレンしたらしっかり下地づくり
下地が傷んでいる状態だと、下塗には厚みの出るフィラー系の材料を使用する
事が多いです。
この現場もサーフを使用する予定ですが、
ケレンをしても取り切れないボロボロの旧塗膜を一旦抑えるために、
サーフの前に更にもう1工程、強化シーラーを入れます。
下地を強化するためにもう1工程
強化シーラーは、イメージ的には糊に近く、毛羽立った傷んだ外壁を一旦抑えて
固めるようなイメージです。
『家の大きさ』だけでは塗装の見積もりは出せない
塗装の見積もり時には、『家の大きさ』や『塗る範囲』『使用する塗料』
で金額が判断されがちですが、本当に長持ちするかどうかは、こういった
『今の状態に合わせて下地づくりをしっかりすること』が大事だということを
この現場の職人にはいつも教えられます。
施工の内容に注目!
業者を選ぶときに、つい『値段』や『塗料の耐候年数』に目が行きがちですが、
どんなに良い塗料を使用しても、下地づくりができていなくて根こそぎ剥がれて
しまっては何の意味もありません。
ハリボテに騙されないためには『工程』を見る
ただ、塗装怖いのは、『ひどい塗り方をしても一見きれいになること』です。
剥がれて、施工に問題があったときには業者が逃げた後だったとなってしまっては
もう取り返しがつかなくなってしまいます。
こういったトラブルを避けるためには、契約する前に施工の方法や工期についても
詳しく聞いてみることが大事だと思います!
家を長持ちさせる塗装を!
外壁塗装の目的は、ただ『見た目をきれいにすること』ではありません。
『家という大事な資産を長持ちさせること』だと思います。
『外壁塗装』は決して安い買い物ではないので、失敗しないようにしたいですね!





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