屋根カバー工事 棟板金編
こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。
今日は、屋根カバー工事の現場を見に行ってきました。
屋根カバー工事の仕上げ作業、棟板金
今日でカバー工事は完了予定で、仕上げ作業です。
棟の板金取り付けと、軒先のビス打ち、ビス周りの処理を行っていきます。
棟板金の下地の板金はすでに取付済みでした。
すでに設置済みで見えませんが、屋根と板金の間に、
スポンジのテープが両サイドに貼ってあり、
強風を伴う雨でも、水が侵入しないようになっています。
この上から、棟板金を設置していきます。
端の部分は、破風に被せる形に加工しながら設置していきます。
材料は一本1.8mのものを加工して使用します。
先に設置した板金と次の板金を被せるときには、シーリングを2本打って、
水が侵入しないようにします。
今回の材料は、表面に砕石が貼り付けてあることもあり、厚みがあるので、
上に被せる材料を少し開きながら設置していました。
材料によっては、あらかじめ材料の両端の幅が変えられており、そのまま
使えるものもあるそうですが、ケースバイケースだそうです。
ビスも仕上げ作業に!
一方、軒先のビス打ちも同時進行で行っていきます。
雨漏り対策として穴の放置は厳禁!
基本的に、屋根の材料のビス打ちは上からは行わないか、上からビスを打った場合には
シーリングを周りに施工したり、別の材料を上から被せたりします。
ビス穴には砂を盛る!
軒先の一列は、この止め方ができないため、やむを得ず上からビス打ちを行うのですが、
ここには水を侵入させないために専用のボンドと砂を使って、
ビスを隠していきます。
このボンドが、緩くて乾燥が早いのもあり、
現場泣かせだそうです。
ボンドをビス周りにつけて、上から材料の表面についている砕石と同じ種類の砂をふりかけていきます。
砂を上からふりかけただけだと、どのくらい接着できているか不安がのこるそうで、
指で抑えていきます。
ボンドの色が青くて、印象がガムのようですが、
ゆるゆるで施工していて心配になるそうで、
より粘度の高いシーリング材に材料を切り替えました。
近くでみると盛り上がっているのがわかりますが、屋根材の表面と同じ色なので
施工したところを踏まないように注意が必要です。
狭くて板金を貼れない部分の処理は!?
屋根の形が複雑になっている部分の板金が設置されていました。
施工前は、防水シートがむき出しになっていましたが、
綺麗に板金を被せてあり、綺麗に仕上がっていました。
⇧before
⇧after
いよいよ完成間近です。
最初の状態と比べるとだいぶ印象が違います!
↑施工前
完成が楽しみです!