スタッフブログ|豊橋市・豊川市の屋根リフォーム・防災・雨漏りのことなら河合塗装工業

MENU
屋根リフォーム&防災&雨漏り専門店 河合塗装工業

お気軽にお問い合わせ下さい

0532-61-4368

  • 受付9:00~18:00(日曜定休)

スタッフブログSTAFF BLOG

HOME / スタッフブログ / 屋上防水施工

屋上防水施工

新着情報現場ブログ

2025.07.24 (Thu) 更新

こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。

今日は、豊橋市中浜町にある現場へ行ってきました。

屋上のウレタン防水の施工

今日は、屋上の防水工事を行っていました。
もとも、ウレタン防水が施工されている上から、
さらにウレタン防水を施工する工事です。

膨れが多発していて状態の良くない下地

もともと、雨漏りをしているわけではないのですが、
前回の施工の状態が悪く、下地の工事を念入りに行っていました。

施工前の様子です。

本来、屋上のような広い範囲を防水する場合、脱気筒という
金属の通気のための設備を設置する必要があるのですが、設置されておらず、下地が
膨れてしまっている状態でした。

膨れた下地はしっかり除去

なので、先に全体にサンダーをかけてケレンした跡があります。

 

膨れの再発防止のため脱気筒設置

脱気筒は、建物の駆体に染み込んだ水気を外に逃がすために設置するのですが、
これがないと建物のコンクリートと防水層の間に溜まった水分が、閉じ込められてしまい
熱で温められた水が水蒸気になって膨らんだ際に素地と防水層の間に隙間を作ってしまい、
防水層の剥がれに繋がりやすくなってしまいます。

なので、一旦コンクリート部分に穴を開けて、脱気筒を設置しました。

 

下地の状況で作業手順は全然異なる

一口にウレタン防水を施工すると言っても、下地の状況により
施工の工程は大きく変わります。

下地の状態が良く、もともと脱気筒も設置されていれば、
プライマー塗布⇨ウレタン防水一層目⇨ウレタン防水2層目⇨トップコート
で終わります。

今回は、下地の状態が悪く、浮いてしまっている部分があり、
エアコンの室外機の下や、ドレン部分の防水施工も不十分だったため、

サンダーで浮いている防水層を撤去
  ↓

コンクリートに穴をあけて脱気筒設置
  ↓
目地部分にシーリング施工
  ↓
ドレンと室外機下にウレタン防水施工
  ↓
プライマー塗布
  ↓
ウレタン塗布
  ↓
メッシュ引く
  ↓
ウレタン流し込み
  ↓
ウレタン2層目
  ↓
トップコート塗布

というてんこ盛りの施工になります。

効率よく施工するために段取りして作業

広い範囲を防水するには、材料もたくさん使うので、
先に一部ウレタンを一層施工して材料置き場を作ってありました。

ここに養生のシートを引いて材料や道具を置くネタ場を作ります。

いよいよ全体の防水施工開始

これからプライマーを塗っていきます。

プライマーは、下地とウレタン防水の密着をよくする役割があります。

防水と言っても、種類は様々なので、下地に合わせて材料を選定します。
今回は2液タイプのものを使います。

防水用のプライマーは青い!?

プライマーというと透明なものを想像していましたが、
防水用のプライマーは青いです!※材料によって色も違うそうです。

一液タイプは青くないそうなので、なぜこんな色をしているのかは謎です。

プライマーをローラーで塗っていきます。

塗り始めると作業が早い!

広い範囲をどんどんと塗り進めていきます。

先に作業が進んでいる上部では・・・

一方、上でも何やら作業しています。

こちらでは立ち上がり部分を塗っていました。

立ち上がりとは、平場の周りにある垂直な面です。

ある程度水が溜まっても水漏れしないための『立ち上がり』

ベランダでも、屋上でも、下の面だけでなく、大雨のときには多少
雨水が溜まることを考慮して、垂直面も十センチ程度~数十センチほど防水が施工してあるのが
一般的です。

平場は、仕上がりが綺麗に滑らかになるように、
緩めの塗料を使います。

立ち上がり部分は、重力でウレタンが垂れてしまわないように、
硬めの立ち上がり専用の材料を使います。

なぜか小さい缶が主材

こちらも2液タイプですが、外壁や屋根用の塗料とは違って、
小さい缶が主材で、大きい缶が硬化材だそうです。

なんだか不思議です。

仕上がりを考えると塗る順序が大切

平場にウレタンを一層塗布した状態で、立ち上がりを塗っていきます。

硬い材料だけあり、ローラーの跡がくっきり出ます。

多少はレベリングして滑らかになるそうですが、やはり塗り跡は多少残るそうです。

上の平らな部分も!

この部分も一緒に塗ります。

重要なのは硬さと柔らかさの絶妙なバランス

上塗り時には、平場用のウレタンを少し混ぜて塗ると、
塗り跡が緩和されてきれいに仕上がるそうです。

立ち上がり部分を塗ると、どうしても塗料が下に垂れて溜まるので、
平場の2層目は立ち上がりを塗り終わってから流します。

そうすると、角の部分の塗料の溜まりが気にならなく
きれいに仕上がりやすいそうです。

仕上がりを均等にするために・・・

プライマー塗布前のドレンと室外機の下の部分です。

下地の状態を均一にウレタンが施工してある状態に
するために先に施工しておいてくれてあります。

防水を施工した後ではわからないですが、
下地の状態を見ながら臨機応変に対応してくれているのが
わかります。

さすがの一言です。

診断無料

0532-61-4368 受付 9:00~18:00 (日曜定休) お電話でのご依頼もお気軽にどうぞ

無料診断依頼
メールフォーム

屋根工事のお役立ち情報

無料屋根診断 現金負担0円のリフォーム お客様の声

体験型ショールーム

スタッフ・職人紹介