長期休み前後はイレギュラー
こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。
今日は、田原市吉胡町にある現場へ行ってきました。
今日は、珍しい組み合わせの職人が作業していました。
いつもは、職長でほとんど一人で作業している職人が、
入る予定だった現場の屋根工事が延長になったため、
予定していた高圧洗浄の作業に入れなくなり急遽ヘルプで入ってくれて
いました。
現場数が少なくなると集結する職人たち
お盆前後は、長期休み前に足場を解体する現場が多くなるため、
手の空いた職人が他の現場のヘルプで入ることが多くなります。
大人数で入る現場で人工を無駄にしないのは難しい!?
一人や二人の場合はさほど問題なく作業を進められるのですが、
たまに5人や6人といった人数が一気にはいると、天気や作業の兼ね合いで
できる作業が少なかったり、塗料などの材料の用意が間に合っていなくて
作業が進められなくて手が空いた職人の人工が無駄になってしまうこともあるそうです。
あらかじめ分かっていれば多少作業や材料の用意を先回りして用意できるのですが、突然
人を回されてうまく采配できないと職長の責任のように言われるので理不尽だと言っていました。
ちょうどいい人数は1~3人
人がただたくさんいるだけだと統率が取れず、進捗状況の把握も難しくなってくるので、
こういったイレギュラーな場合を除くと、現場は1~3人程度の人員がちょうどいいようです。
工程の進め方もイレギュラー
外壁の塗装の工程も、ややイレギュラーな進め方になっており、先に
建物の妻側だけ上塗りまで完了していました。
普通は、建物全体を下塗、中塗り、上塗りの順で塗っていく場合がほとんどなのですが、
これも長期休みに合わせて先になるべく窓の養生が外せるようにするための配慮だそうです。
防護ネットも一旦寄せる
ずっと窓が開けられないと換気できなかったりするので、少しでも足場があっても
快適に過ごしていただけるようにネットも寄せてありました。
北面の塗装に着手
妻側は西と東なので、今日はまだ手つかずな北の外壁に取り掛かります。
軒天も外壁とともに妻側のみ塗ってあるので、北面も軒天と外壁を塗って行きます。
軒天にもシーラー!?
軒天は、2回塗りの工程です。
NAD を塗っていくかと思いきや、白のシーラーを先に塗っていました。
NADを2回塗るよりも、シーラーを入れたほうが刷毛目が出にくくきれいに仕上がり、
尚且つ密着も良いそうです。
試行錯誤と情報交換でより良い仕上がりへ!
他の職人に教えてもらったそうで、職人同士の情報交換や試行錯誤の上で
よりよい施工を臨機応変にしてくれているのだなぁと感心しました。
素地の素材や形状、色によっても施工の合う・合わないがあるので、
本当に試行錯誤が大事だと実感しました。