塗装の前に高圧洗浄!
こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。
今日は、豊橋市神野新田町にある現場へ行ってきました。
まずは高圧洗浄
先日足場を建てたばかりの現場で、今日は高圧洗浄を行っています。
2棟の建物の施工
2階建ての家と、車庫兼作業場の2棟の塗装をおこなう現場です。
建物2棟の間は、間隔が狭く作業が大変そうです。
業務用の高圧洗浄機で
高圧洗浄の時は、ずっと発電機のエンジンが付いていて大きな音が現場に
響き渡っています。
壁には、砂埃や藻などが付いているので、塗る前にきれいにしていきます。
水を勢いよく噴出して洗うので、一気に水を大量に出せるように、
大きな桶に水をためながら使用していきます。
桶には浮きが浮かんでおり、水が溢れそうになると水栓が止まる仕組みです。
水に濡れながらの作業
高圧洗浄の様子を見に行くと、水しぶきがすごくてあっという間に
びしょ濡れになってしまいます。
職人は長靴を履いて作業しています。
作業の傍ら建物の状況を確認
あまり近づけないので、施工前の建物の様子を確認して回ります。
建物の形状や、傷み具合、破損箇所をあらかじめ確認することで、
塗装前の補修や下処理の必要性、施工中の破損があったかなどの確認をするために
重要な作業です。
シーリング
目につくのは、シーリングです。
傷みやすい目地だけでなく、サッシ周りの切れも目立ちました。
至る箇所に切れが見られるので、雨漏りが心配なレベルです。
施主様のDIY修繕の跡も・・・
南側は、すでに雨漏りしたのかお施主様がご自分でシーリングを施工した部分が
見られました。
サッシの周りやシャッターボックスの上のシーリング材は、シリコンシーリングが
使用してありました。
塗装と相性の悪いシリコンシーリングに注意!
シリコンシーリングは、外壁塗装で使用する塗料と非常に相性が悪く、
このままだと塗料を弾いてしまって塗膜が剥がれてしまいます。
サッシ周りのシーリングの施工も、このままだとできないので、撤去が必要ですが、
非常に剥がれにくいのでかなり厄介です。
外壁にはシリコンシーリングは使用しないようにしていただきたいです。
ドロバチの巣を発見
一方、倉庫のモヤの部分にドロバチの巣が付いていました。
足場のネットに蜂が止まっています。
先程の巣のドロバチでしょうか?
一見、アシナガバチに似ているのでドキッとしましたが、ドロバチのようにも見えます。
職人が刺されないことを祈ります。
外壁の傷み状況もチェック
外壁もだいぶ劣化が見られます。
出隅(でずみ)と言われる、角の部分が開いてしまっています。
サイディングは水で劣化するので、こういった開いた部分もしっかり閉じるなり下地処理
をしてから塗る必要があります。
ネジが緩んでいる箇所も
ベランダの笠木部分です。
ネジが緩んでしまっているのか、パーツがズレて隙間が空いてしまっています。
こういった部分も、シーリングの施工をする前にしっかり塞ぐ必要があります。
屋根
屋根の様子です。
屋根はガルバリウム鋼板の折板屋根で、外壁ほどの傷みは見られません。
こちらは特別な下地処理は必要なさそうです。
これからシーリングや塗装を施工していく中で、どんなふうに仕上がっていくかが
楽しみです!