豊橋駅前の現場へ!
こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。
今日は、豊橋市広小路にある現場へ行ってきました。
豊橋の街中の現場
豊橋駅にほど近いこの現場は、建ぺい率の高い商業地区なので、
敷地内に足場が建てられず、道路占用や道路使用を申請しての足場建設になりました。
※建ぺい率とは、土地の広さに対して建物を建てられる割合のこと。
駅近の商業地区は建ぺい率が高く設定されているため、敷地いっぱいに建物が建てられていることが多い。
いつも以上の安全対策が求められる!
道路は、私有地と異なり不特定多数の方が往来するところなので、
通行人を巻き込んだ事故が起こらないように日頃より一層の注意や
安全対策が求められます。
足場の建設時には、倒壊のリスクを減らすため、ALCの外壁にアンカーを
打ち付けて固定します。
普段は『壁押し』で固定
通常の敷地内に足場を建設しての戸建ての塗装のときには、
足場は壁押しという器具で外壁に固定しますが、壁押しは壁塗装時には緩めたりするので、
足場が揺れたりすることがあり、危険を孕みます。
↑敷地内に足場を組立てた現場
アンカーはしっかり固定できるけど跡が残る
アンカーは壁に直接打ち込んでの固定となるので、より強固に固定できますが、
打ち込んだ跡に穴が残るので、足場の解体時には穴を埋める補修が必要になります。
塗装前に下地の補修
シーリングの施工が終わり、塗装前に欠け落ちた壁の補修を行います。
欠落したボルト部分のモルタル
もともとボルトの穴があった部分を、モルタルでうめてあったのが
経年劣化で欠落してしまっていました。
サビの進行を防ぐために
ボルトが露見すると、空気に触れて錆びてしまうので、
サビが進行すると建物自体の強度が落ちてしまう危険性があります。
なので、まずは露見して錆びたボルトのサビがこれ以上進行するのを防ぐために、
ボルト部分を錆止め塗料で塗っていきます。
この上からモルタルで埋める
塗料が乾いたら、この上からモルタルで補修して穴を塞ぎます。
特に二階や三階部分は、足場がないと施工できないので、外壁塗装のタイミングでしっかり
塗る前に補修して、美しさだけでなく建物の安全性もしっかり保てるように施工します。
欠けている箇所が多く、下地補修にも手間がかかりますが、
塗装の仕上がりは下地処理で決まると言っても過言ではありません!
手を抜かずにしっかりと仕上げて行きたいと思います!