狭いところも丁寧に塗る秘訣！？外壁塗装の上塗り作業
こんにちは。
河合塗装工業営業の伴です。
今日は、豊橋市東小鷹野にある現場へ行って来ました。
外壁上塗り中
今日の作業は外壁の上塗り作業です。
外壁を塗る際、中塗と上塗りは同じ色で塗ることが多いので、
パッと見てもどこまで上塗りが終わっているのかがわかりにくいです。
中塗専用の塗料を使用することで塗り残し対策
塗料の種類にもよりますが、今回の現場は中塗には中塗専用の塗料を使用してある
ため、色は同じですが艶感が違います。
中塗は艶のない材料のため、どこまで塗ったかがわかりやすくしてあります。
障害物が多かったり狭い箇所を塗るなら・・・
この塗装面は、壁にメーターや配線が付いており、足場との間隔もやや狭く
塗りにくそうです。
柄の短い小さいローラーが活躍！
比較的障害物が少なく作業スペースの広いところを塗るときは、
大きいローラーでどんどん塗り進めていきますが、こういった狭く
入り組んだ部分の作業では小さいローラーを重宝します。
こういった小さいローラーは、持ち手の部分が短く設計されているため、
足場の間隔の狭いときの作業で大変役立つそうです。
持ち手がネットに接触すると均一に塗れない
持ち手が長いと、塗っている間に持ち手がネットに当たったりするので、
塗料を均一に塗ったりするのに邪魔になるそう。
逆に奥まったところは柄の長いローラーで
※↑中塗作業時の様子
逆に、こういった奥まったところや高くて届きにくいような部分を塗るときは
持ち柄が長いローラーを重宝します。
ローラー自体の大きさや毛足だけでなく、持ち柄も使い分けることで
よりその時の場面に合わせて作業しやすくすることができるそうです。
塗らない箇所をあらかじめ保護養生することが重要
軒天や、壁に付いている飾りは、塗料が付着しないようにあらかじめテープで
保護していました。
養生の仕方は職人によってまちまちですが、この現場の職人は壁側を
テープで保護するスタイルです。
テープを剥がすときに汚さないためには
こういった養生に使う紙テープは、外壁を塗っている間貼りっぱなし
なので、養生テープに付着した塗料が何層も固まった状態に
なってから剥がすことになります。
コロナ処理してある養生テープを使用することが大事！
剥がすときに、『テープにコロナ処理をしてあるかどうか』できれいに
はがせるかどうかが変わるそうです。
塗装に使用するのは塗装用テープを
塗装用の紙テープは近年では大抵コロナ処理がされています。
コロナ処理がされていないと、固まったテープの上の塗料がバラバラに砕けてしまい、
現場に散らかったり静電気で壁に付着したりするそうで、最後の掃除の大変さが全然違うそうです。
塗料にも伸縮性などがあるので、硬い塗料だとそういったことが起こるのかと思いきや
そうではないそうで、目からウロコです。
車が近くに駐車されているときの飛散対策
家の西側のネットが二重になっていました。
隣の敷地に週末車が駐車してあったため、飛散防止のためにネットを２重にしたそうです。
トラブル防止のため念には念を
ローラーや刷毛での作業だとそこまで遠くまで飛散はしにくいのですが、
念には念を入れて対策してくれていました。
現場でのこういった心配りは本当にありがたいなぁと感じます。
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